皆さんは『低GI』という言葉を聞いたことはありますか?
ダイエットをしたことがある方などは聞いたことがあるかも知れません。
今回は『ダイエット』にも関わってくる低GIについてお話ししていきます!
そもそもGIとは?
GIとは(グリセミック・インデックス)の略で、食品がどれだけ血糖値を上昇させるのかを示す指数です。
ブドウ糖を摂取したときの上昇率を100として、数値が高いほど糖が吸収されやすく、血糖値が上昇しやすいということを示しています。
GI値が70以上 高GI
GI値が69〜56 中GI
GI値が55以下 低GI
食事をすると血糖値が上昇しますが、健康な人は2〜3時間ほどで正常に戻ります。
これは血糖値を下げてくれるホルモン「インスリン」の働きによるものですが、インスリンは余分に余った糖を脂肪として身体に蓄えてもしまうのです。
低GIの食品を取ると、血糖値の上昇は緩やかになり、インスリンの分泌も少しで済みます。
その結果ダイエットにも効果的になってくるのです!
GI値のポイント
ポイント①
『糖質が多いと、GI値が高い』
白米や食パンなどの炭水化物は高く、肉類や魚介類は低くなります。
ポイント②
『GI値の高いものと低いものを組み合わせる』
GI値が高いものを食べるときには、GI値の低いものと組み合わせることで、血糖値の急激な上昇を抑えられます。
また、食べる順番もGI値が低いものから食べるようにしましょう。
ポイント③
『同じような食品でもGI値の高いものと、低いものがある』
GI値の一覧
上記の表のように炭水化物はGI値が高くなっています。
『白米よりも玄米』『食パンよりも全粒粉のパン』など量を減らすだけでなく食べるものを少し変えるだけでもダイエットには効果的になるのです!
GI値が低いからといってマヨネーズなどを使い過ぎてしまうとカロリーそのものが増えてしまうので気をつけてください。
GI値とカロリーはまったくの別物ですからね!
ダイエットを始める際、いきなり食べる量を減らすのではなく、GI値を意識しながら食材を選んでみてください。